シリーズ・エチオピア

 2016年2月上旬、2週間にわたりアフリカ地域では2ヶ所目のエチオピアの撮影旅行に参加した。今回主たる目的地はエチオピアの東部に位置し危険情報の出ているエリトリアの国境も近い“ダナキル砂漠”だが、その往復の途中には各種族の集落、多くの種族が集まる市場にも立ち寄り数多くの被写体をカメラに収めた。特に女性や子供たちの素顔には大いに魅力を感じさせてくれた。今回はシリーズとして「テーマ」別にあらためて選択して

みましたのでご覧いただければ幸いです。     撮影は2016年2月の13日間      

★1回目 各種族が集まる市場

★ 2回目『ラクダ市場』

 成田発20.35発から香港経由でエチオピアの首都「アディスアベバ」へ、約16時間余りのフライトだ。数か月前にアベバ市内で爆発事件が発生もあり一部コースの変更も余儀なくされる。アベバから「デシ―」まで400キロ、そこから225キロ先のアファールの低地「セマラ」への途中にあるエチオピア最大のラクダ市が開催されている「パティ」の月曜市に立ち寄る

 

 家畜市 エチオピア最大のラクダ市と言われています。(アムハラ州パティ) ラクダ以外にも牛、ヤギ、ヒツジもいます。この家畜市はアファール族が主です。

ここに家畜を連れてきて売買する場合一頭につき税金として2ブル払い、売れずにそのまま帰る場合も再度2ブル払わなくてはいけない。家畜の値段 ラクダ1頭15.000~20.000ブル、牛1頭5.000~12.000ブル、ヤギ1頭600~1.200ブル(1ブル日本円で約6円)

※ アファール族とは遊牧民、イスラム教 女性はピーズやネックレスなどで飾り、男性は白い布を身に着け大きなナイフを差している。ナイフは大人の男として認められた証なのです。

〇 エチオピア(エチオピア連邦共和国)基礎知識

 

 面積/約日本の3倍 首都/アディスアベバ(標高/2.400m) 時差/-6時間

 人口/約9.000万人 民族/オロモ族、アムハラ族、ティグレ族等約80の民族 

 宗教/キリスト教、イスラム教他                 

■ 3回目は『エチオピアの首都アディスアベバの街』をご紹介 ■    1/10更新